2025/09/01
強化クラス 8月活動レポート
1. クラスの進行状況と内容について
今月のテーマ
「ワンツー・パラ エル/二人組の連携」
7月に引き続き、同じテーマを扱いましたが、今月はよりクオリティにこだわり、実戦で使える精度を高めることを重視しました。特に「フリーマンをどのタイミングで、どのポジションで活用するか」「そこからいかにシュートまでつなげるか」という部分に重点を置き、実戦に近い形でのトレーニングを徹底しました。
主なトレーニングメニュー
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限定ルールを設定したサイドフリーマンの活用
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数的優位の中でのプレー選択トレーニング
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シュートまでのスピードを意識した攻撃練習
生徒の反応・理解度
2か月連続で同じテーマを扱ったため、理解度は高く、自然に取り組む姿勢が見られました。慣れも出てきており、実際の試合での再現度も高まってきました。
2. 生徒の成長と課題について
成長したポイント
生徒個々というよりもクラス全体として「フリーマンを使ってゴールへつなげる意識」が浸透してきました。また、攻守の切り替えが速くなり、トレーニングの狙い通りに試合のテンポが上がってきたと感じています。
現在の課題
一方で、基礎技術の部分、特に「止める・蹴る」の精度が課題として残っています。トップスピードの中で正確にコントロールし、キックできる基準をさらに引き上げていく必要があります。
チームワークに関しての観察
大きな課題は見られませんが、共通テーマに集中して取り組むことで、自然と協力意識は高まっている印象です。
3. ご家庭でできる練習アドバイス
家庭での取り組み
特別な練習環境がなくても、保護者の方が子どもにボールを投げ、それをコントロールする練習を取り入れることは可能だと思います。
毎日少しずつでも続けることで、「止める・蹴る」の基礎力は確実に伸びます。
子どもだけではなかなか自主的に取り組まない部分ですので、ご家庭で寄り添ってあげることが大切です。
保護者からの意見・要望
特に大きなご意見はありませんでしたが、日頃のお子様たちへのサポートに感謝いたします。
今後の活動提案
「親子でボールを蹴る」シンプルなメニューを一緒に体験していただきたいと考えています。実際に触れていただくことで、子どもたちの努力や難しさをより理解していただけるはずです。
4. コーチ自身の気づきや提案について
指導を通じての学び
基礎技術の差は、全国トップ選手との比較においてまだまだ大きいことを痛感しました。
改善点や新しい試み
今後は「頭を使うトレーニング」と並行して、基礎技術の底上げにより一層力を入れていきたいと考えています。実戦で活きる基盤を整えることで、さらに高いレベルへとつなげていきたいと思います。
✦ 強化クラスでは、引き続き「実戦につながる技術」と「基礎の底上げ」の両面を大切にしながら、子どもたちの成長を後押ししてまいります。
引き続き、エルプラットサッカースクールをよろしくお願いいたします。