2025/10/03
9月 ゲームクラス活動レポート
1. クラスの進行状況と内容
今月のテーマは 「パスを覚え、効率よく点を取る」 でした。
高学年(3・4年生)は中央エリアでスリータッチ制限を設け、素早い判断と連携を求めるルールで進行。
低学年(1・2年生)はハーフウェイラインをパスでしか超えられないルールを取り入れ、自然にパスを意識できるよう工夫しました。
主なトレーニングメニュー
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ゲーム形式(学年別ルール設定)
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3・4年:中央エリアはスリータッチ制限
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1・2年:ハーフウェイラインをパスで突破
生徒たちは制限のある中で「どうすれば味方につなげられるか」を考え、周囲を見ながらプレーする習慣が育ちました。パスへの意識が強まり、ゲーム全体が以前よりも整理されてきています。
2. 生徒の成長と課題
成長の様子
パスを受ける側の動きが大きく向上しました。どこに立てばボールを受けやすいのかを考える習慣がつき、ゲーム中でもポジショニングが良くなっています。
また、練習後の話し合いの時間では、互いにアドバイスをし合いながら改善点を共有できるようになってきました。
課題
パスを強く意識するあまり、ドリブルやシュートとの判断が遅れる場面があります。今後は 「パス・ドリブル・シュートを状況に応じて選択できる力」 を磨くことが課題です。
チームワーク
話し合いの時間で全員が意見を出せるように工夫したことで、試合中の声掛けが「文句」から「要求」に変化。より建設的なコミュニケーションが生まれています。
3. 保護者へのフィードバックと連携
ご家庭でできる練習・アドバイス
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プロの試合を一緒に観て、パスの出し方や受け方の工夫に注目する。
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原田コーチのInstagram動画を参考に、試合で勝つためのメンタル面を学ぶ。
日常生活の中で「見る学び」を取り入れることで、子どもたちの意識がさらに高まります。
4. コーチの気づき
学びと気づき
練習後の話し合いを取り入れることで、子どもたちの声掛けが変化しました。要求や提案が増えたことで、ゲームの質そのものも向上していると感じています。
改善点・新しい取り組み
状況に応じた判断(パス・ドリブル・シュート)を自然に選べるよう、ルールや条件の幅を広げていきます。
今後もテーマを持った練習を通じて、学年に応じた課題を解決しながら「点を取る楽しさ」を実感できる指導を続けてまいります。
引き続き、エルプラットサッカースクールをよろしくお願いいたします。