2025/09/01
ドリブルクラス 8月活動レポート
1. クラスの進行状況と内容
8月は以下のテーマに重点を置いてトレーニングを行いました。
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ゴールを意識したドリブル
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相手との駆け引きの中での突破
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判断の速さを高める
主なトレーニングメニュー
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1対1での突破練習(相手の重心を見ながら仕掛ける)
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コーンを使った方向転換ドリブル(スピードの変化・切り替え)
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2対1の状況での「仕掛けるかパスか」の判断トレーニング
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ゲーム形式でのドリブルチャレンジ
指導の中では、ドリブルを仕掛けることを恐れずチャレンジする一方で、ゴールを見据えてプレーすることを強調しました。全体的に積極性が高まり、試合の中でもドリブル勝負しゴールまで持っていく場面が増えてきました。
2. 生徒の成長と課題
成長が見られた点
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ボールを保持しながら相手の動きを観察し、仕掛けられるようになってきました。
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「抜かれたら戻る」という意識が強まり、攻守両面での切り替えがスムーズになりました。
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仲間に向けて「パス!」や「打て!」と声をかけ合う姿が増え、チーム全体の雰囲気も良くなっています。
今後の課題
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ドリブルのスピードが上がると視線が下がりやすくなるため、常に顔を上げてプレーできるよう意識を継続する必要があります。
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相手やスペースを見て次のプレーを予測し、より早く身体の向きを準備できるようになることが課題です。
3. ご家庭へのアドバイス
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ボールタッチ練習
短い時間でも毎日続けることで効果が出ます。足裏・インサイド・アウトサイドなど多様なタッチを習慣化してください。 -
試合観戦
プロ選手の試合を一緒に見ながら、「仕掛ける場面」「パスに切り替える場面」を意識すると判断力の学びにつながります。
4. コーチの気づき
ドリブルに自信を持つ選手が増えましたが、その反面「次の動きへの準備」が不足してボールを失うケースも見られました。
ただ突破するだけでなく、 「見る → 予測 → 準備」 の流れを意識させることが今後の成長につながると感じています。
今後も、ドリブル技術だけでなく判断力・切り替え力も同時に伸ばし、試合で活きるスキルを育ててまいります。
✦ 引き続き、子どもたちがドリブルに自信を持ち、「チャレンジすることが楽しい」と思える環境づくりを大切にしていきます。
よろしくお願いいたします。