2025/07/01
スクールクラス 活動レポート
1. クラスの進行状況と内容
今月のテーマ
「攻守の切り替え」/「数的優位を活かすプレー(2対1・3対2・4対3)」
6月は、攻撃と守備の切り替えを素早く行うこと、そして数的優位の状況を見つけて活かすプレー判断に重点を置いたトレーニングを行いました。
トレーニングメニューと意図:
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鬼ごっこ:体ならし・反応力向上
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2対1/3対2/4対3:数的優位の中でパス・ドリブルの使い分けを学ぶ
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1対1・1対2・2対3:不利な状況でも粘り強く対応する力を育てる
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ボールタッチ:顔を上げながら足裏などを使ってコントロール
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コーンドリブル~シュート:ゴール前での判断・精度を磨く
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5対4ゲーム:仲間と連携し、相手を見て考える試合形式の実践練習
「顔を上げてプレーする」「状況判断」「スペースの使い方」を意識づけながら、個人の判断力とチームプレーのバランス向上を目指しました。
2. 生徒の様子(意欲・雰囲気・良かった点)
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少人数のクラスでも集中して取り組み、「勝ちたい」という意識が強く出ている子が増えてきました。
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ゲームでは勝ち負けへのこだわりから、言い合いになる場面もありましたが、それも競争心の表れとして良い方向に育てていきたいと感じています。
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暑さもある中で、少しだらける雰囲気や私語が目立つ日もありましたが、人数が増えることでコミュニケーションや協力の機会も増えてきています。
3. 生徒の成長と課題
成長しているポイント
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攻守の切り替えが少しずつ早くなり、状況に応じたドリブルやパスの使い分けにチャレンジする場面が増えてきました。
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ゴール前での判断力やシュートの意識も高まり、攻撃にメリハリが出てきています。
今後の課題
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暑さなどの環境に左右されず「やるときはやる」雰囲気づくりが必要です。
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プレッシャーの中でも冷静に数的優位を見つけてプレー判断を行う力、また休憩・練習の切り替えの意識向上も今後のテーマです。
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特に、特定の選手との相性や感情面でモチベーションが変化する場面もあるため、個別の関わり方の工夫が必要なケースも見られます。
4. ご家庭でできる練習アドバイス
◎ リフティングの習慣化を!コツコツ継続しよう!
ボールが浮いている状態で周りを見る癖をつけると、試合中の視野の確保にもつながります。
アウトサイドやインサイド、太ももや胸など色んな部位でのコントロールも意識してみてください。
◎ 試合を見るときは“全体”を!
試合のハイライトだけでなく、ゴールに至る過程や味方の動き、スペースの使い方を一緒に観察することで判断の解像度が上がります。
5. コーチ自身の気づきと改善点
指導を通じての学び
子どもたちの言葉や発想から、コーチとは異なる視点・柔軟な考え方に学ばされることが多くあります。
年齢や経験の違いに関係なく、日々の指導の中に“学び”があることを実感しています。
今後の運営に向けて
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暑さに負けないよう、雰囲気を明るく保つ工夫(コーチ自身のテンションづくりなど)を意識していきます。
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「考える力」と「協力する力」が自然と育まれるような仕掛けを、今後も続けてまいります。
引き続き、エルプラットサッカースクールをよろしくお願いいたします!
エルプラットサッカースクール