2025/07/01
選抜クラス 活動レポート
1. クラスの進行状況と内容
今月のテーマ:「勝負にこだわる姿勢を身につける」
6月は、「闘う姿勢」「勝つことへの執着心」にフォーカスし、勝負の世界で必要とされるメンタリティーの強化を狙いとしたトレーニングを行いました。
「勝つことは偶然ではなく、つかみにいくもの」であるという意識を高めるため、選手たちには勝負にこだわる重要性を繰り返し伝えてきました。
主なトレーニングメニュー
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ゲーム形式の実戦練習(※あえて制限やルール設定なし)
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自発的に勝ちを追い求めるマインドを育てる競争環境づくり
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対人練習やミニゲーム
生徒たちの反応・理解度
ゲーム中心のトレーニングの中で、徐々にではありますが「勝ちたい」という気持ちが表れるようになってきました。
ただし、“勝負の本気度”は選手自身が感じ、経験しなければ本当の意味では身につきません。
今後も「本気の勝負」にこだわり続ける中で、内面的な成長を促していきます。
2. 生徒の成長と課題
成長したポイント
クラス全体として、勝負へのこだわりや、声かけの変化が見られるようになりました。
「目の前の1対1に勝つ」という気持ちがプレーに現れる場面が増え、カバーリングや球際での強さも向上してきています。
現在の課題
試合や練習の本番で、緊張やプレッシャーの中でも力を発揮できる選手を育てることが課題です。
そのために、私たちコーチは「練習こそが本番」という意識で日々のトレーニングに臨んでいます。
チームワークに関しての観察
勝ちにこだわるからこそ、自然と仲間同士の声かけやカバーが増えてきています。
特に、守備面では互いを補う動きが少しずつ見られるようになってきており、チームとしての成長も感じています。
3. ご家庭でできる練習アドバイスと保護者連携について
勝負の世界は厳しいものですが、大切なのは結果そのものではなく、「そこから何を学び、どう立ち向かうか」という視点です。
そうした学びの機会を、私たちは大切にしています。
家庭でのサポート方法
お子様が取り組んだことや頑張ったことに目を向け、「良かったところ」をたくさん褒めてあげてください。
結果も大切ですが“プロセス”を認める声かけが、次の挑戦への原動力になります。
今後の保護者との連携について
保護者の方にも、実際に子どもたちが行っているトレーニングを体験していただく機会を設けてみたいと考えています。
身体を動かすことで、子どもたちがどれだけ難しいことに挑戦しているのかを、より深く実感いただけるはずです。
4. コーチ自身の気づきと提案
指導を通じての学び
“勝負”とは残酷な側面もありますが、それを経験するからこそ見えてくるものがあります。
素直な感情に向き合うことが、子どもたちの成長の大きな糧になるとあらためて実感しました。
今後の改善点・新たな取り組み
選手のレベルアップには、時間をかけて一貫した指導を続けることが不可欠です。
短期間で成果を求めるのではなく、長期的な視野で育成していく覚悟を持って、取り組みを続けてまいります。
スタッフ間で共有したい点
引き続き全スタッフが一丸となり、選手たちの可能性を引き出す環境づくりに努めてまいります。
今後も、技術・戦術・精神の三本柱で、選抜クラスの子どもたちの成長を全力でサポートしてまいります。
引き続き、エルプラットサッカースクールをよろしくお願いいたします!
エルプラットサッカースクール